2019-05-20

[new music] Montell Jordan, Yuna, Tuxedo + more

・Montell Jordan feat. Lecrae - "When I'm Around You" (Masterpeace Recordings / 2019-05-14)



モンテル・ジョーダンがついに世俗復帰。

2010年12月31日をもって「R&Bレコーディング・アーティストとしてこの音楽業界から引退する」と発表し、翌1月1日からジョージア州ノークロスのビクトリー・ワールド・チャーチという教会で牧師となっていたモンテル・ジョーダン。その後、Victory World Musicを立ち上げ、ゴスペル・アーティストとして2011年に『Shake Heaven』をリリースしたほか、2014年にライブ実況盤『Covered Live』、昨年も『Healed』といったレーベル・コンピが発表され、クリスチャン・ヒップホップ系のプロミス『TellAVision』(2016年)に参加するなど、“世俗”とは距離を置いてきました。

一方、代表的ヒット“This Is How We Do It”は90sリバイバルの波に乗って近年度々取り上げられるようになっており、2015年にはスーパーボウルのキャンペーンの一環で、バッファローウィングの専門チェーンである「バッファロー・ワイルド・ウィングス」の店内にて発売20周年を迎えた同曲をサプライズ披露する映像が発表されたほか、2013年のアルーナジョージのカバーに始まり、ケラーニ“How Do We Us”(2014年『Cloud 19』)、エリック・ベリンジャー“Text Threads”(2015年『Cuffing Season』)、ジャズ・カーティエ“How We Do It”(2016年『Hotel Paranoia』)でのサンプリングや、クリス・ブラウン“Go”(2015年『Before The Party』)、JR・カストロ“Right Away”(2016年 / 2017年『Sexpectations, Vol. 1』)での引用など、“This Is How We Do It”ネタは多々出現しています。つい最近も、フレッシュ・モードなるプロデューサーが“This Is How We Do It”のリメイクを発表したばかり。

こうした背景もあって?モンテル・ジョーダンがついにR&Bへと復帰。今年3月にR&Bアルバムをレコーディングしていることを明かしていたモンテルですが、5月14日、正式にニュー・シングル“When I'm Around You”を発表。
スティールパン的な音色は2010年代という感じですが、全体的には90年代の色濃いヒップホップ・ソウル的なサウンド。ルーベン・スタッダード作品も手がけたドレイマス・ロバーツ(Dramus Roberts)の名がソングライターにありますが、彼のプロデュースでしょうか。  Amazon  iTunes
ラッパーとして史上初めてグラミー最優秀ゴスペル・アルバム賞を手にしたレクレーをゲストに迎えているということで、準備中の新作はインスピレーショナルR&B路線になるのかもしれません。







・Yuna feat. G-Eazy - "Blank Marquee" (Verve Forecast / 2019-05-16)



ユナが新曲“Blank Marquee”を発表。G・イージーをゲストに迎えたこの新曲は、4月に発表された“Forevermore”同様にロビン・ハンニバル(Robin Hannibal)のプロデュースで、今回は80sブギー調の仕上がり。

7月12日に発売予定となる3年ぶりのニュー・アルバム『Rouge』は、リトル・シムズ(Little Simz)、マセーゴ(Masego)に、ジェイ・パーク(Jay Park)らをゲストに迎えたインターナショナルな作品になっているとか。  Amazon  iTunes





・Max Jury - "Modern World" (Marathon Artists / 2019-05-13)



もうひとつ、ロビン・ハンニバル(Robin Hannibal)仕事を。英インディ・レーベルのMarathon Artistsに所属する若手シンガー・ソングライター、マックス・ジュリーが、新曲“Modern World”を発表。
00年代のジャスティン・ティンバーレイクを今様の英国R&B風に仕上げているのは、前述のとおりロビン・ハンニバルです。

2016年に『Max Jury』でデビュー、ボブ・ディランらの影響を受けたSSW路線だったマックスですが、今年1月頭に発表したEP『Notes from California』ではロビン・ハンニバルらと制作した楽曲のデモ音源(今回の“Modern World”のデモも収録)を披露、2週間後に発表された“Sweet Lie”以降はロビン・ハンニバルを共同プロデューサーに据えており、6月14日に発売される新作『Modern World』はロビン・ハンニバルとのタッグの集大成となるようです。 Amazon  iTunes

それにしても、前述のユナ“Blank Marquee”にも近いブギー路線の“Sweet Lie”、そして4月に発表された“Gone”では、いずれもマックスがマイク・ミロシュを思わせる官能的な声を聞かせており、特に“Gone”の漂白感はさながらライ(Rhye)のよう。ライはすっかりミロシュのソロ・プロジェクトと化してしまいましたが、ロビンが関わっていた頃のライのファン(私)には聞き逃せない作品となりそうです。









・Tuxedo - "The Tuxedo Way" (Funk on Sight / 2019-05-14)



メイヤー・ホーソーン(Mayer Hawthorne)×ジェイク・ワン(Jake One)のディスコ・ファンク・プロジェクト=タキシードが、新曲“The Tuxedo Way”を発表。  iTunes

今回も、タキシード作品を初期から支える鍵盤奏者であり、近年はザ・ウィークエンド“True Colors”のプロデュースにも加わったスウィッシュ(Sam "Swish" Wishkoski)がソングライティングに名を連ねています。
タキシードは昨年11月、“Holiday Love”を配信リリースしましたが、これは元々2015年にAmazon Music向けに発表していた音源の一般解禁。ゆえに「新曲」という意味では、昨年3月に発表されたザップとのコラボ曲“Shy”以来のリリースとなります。
タキシードは新作も準備中のようですよ。

ところで気になるのは、Stones Throwからのリリースではなくなっていること。Stones Throwの公式サイトを見ても、今回の新曲および、7月~8月の北米ツアーについて言及されていないことから、Stones Throwを離れての活動になったものと見られます。





・VanJess feat. Saba - "Honeywheat Remix" (Keep Cool/RCA Records / 2019-05-15)



注目の姉妹R&Bデュオ=ヴァンジェスが、昨年の素晴らしいデビュー・アルバム『Silk Canvas』に収録された“Honeywheat”をシングルカット。3月にミュージック・ビデオが公開されたばかりのこの曲に、新たにサバ(Saba)をゲストに迎えたニュー・バージョンとなっています。  Amazon  iTunes

また、“Honeywheat”のアコースティック・セッションの映像も公開されたばかり。



昨年11月にKeep Cool/RCAと正式に契約した彼女たちは、Keep Cool/RCA第一弾リリースとして今年2月、“Addicted (Keep Cool Remix)”を含む“Addicted”のリミックス集シングルを発表。
先月には、RCAのレーベルメイトとなったケイトラナダとのコラボ曲“DYSFUNCTIONAL”(紹介済)も発表されたばかりです。





・Dinah Jane - "Retrograde" (HITCO / 2019-05-08)



フィフス・ハーモニーのダイナ・ジェーンがソロ新曲“Retrograde”を発表。3月にすでにお披露目されていた楽曲ですが、正式に配信リリースされました。  Amazon  iTunes

シアラ“Level Up”を手がけたことで再び名を上げたJR・ロテム(J.R. Rotem)のプロデュースで、今様のトラップR&Bでありつつ、ミッド00sあたりのR&Bを思わせるような懐かしさも薫ったり。



2017年にレッド・ワンの“Boom Boom”にダディ・ヤンキー、フレンチ・モンタナらと共に参加していたダイナ・ジェーンは、昨年8月にLA・リード率いるHITCOとソロ契約を結び、その翌月、Ty$とマーキー・ベイシー参加の“Bottled Up”(ニック・ナックら制作)でソロ・デビュー。
今年4月には、(90年代の雰囲気を引きずっている頃の)アーリー00s R&B風の“Heard It All Before”(こちらもJR・ロテム作)などを収録したソロ・デビューEP『Dinah Jane 1』を発表したばかり。





・Avery Wilson - "Callin'" (Avery Wilson / 2019-05-14)



昨年発表したEP『FYI』も素晴らしかった23歳の若手R&Bシンガー/ダンサー、エイヴリー・ウィルソンが、セルフ・プロデュースの新曲“Callin'”を発表しました。  Amazon  iTunes
今っぽい感触は持ちつつも、90年代のオーセンティックなR&Bを呼び起こさせるサウンドと歌声はさすが。新たなEP『834』も準備中だそうで、大変楽しみです。



2012年、16歳でアメリカ版『The Voice』の第3シーズン(2012年)に挑戦し、シー・ローのチームに入るも途中敗退したことで知られるエイヴリー・ウィルソン。
元々は、「Next Teen Superstar」というオーディションで優勝したことをきっかけにショーン・ギャレット(Sean "The Pen" Garrett)に気に入られていたキッズ・シンガーで、2012年8月には『On Top of The World』というアルバムを自主リリースしていたことも。
『The Voice』出演をきっかけにショーン・ギャレットのレーベル Bet I Penned Itを通してRCAとのメジャー契約を獲得した彼は、2015年にロドニー・ジャーキンスが手がけたメジャー・デビュー・シングル“If I Have To”を発表。クライヴ・デイヴィスのお墨付き、そして10代ながら成熟した喉を聞かせるその歌声で注目を集め、年末にはミーゴスとの“Change My World”、少し間を置いて2017年にはショーン・ギャレットがプロデュースする形で“A Song For You”カバーなどが発表されたものの、予定されていたデビュー・アルバム(当初は2015年発売予定)は結局世に出ることなく終わりました。

しかし才能ある彼は、インディペンデントの道を選び、昨年10月にEP『FYI』を発表してカムバック。前後してカイルのメジャー・デビュー作『Light of Mine』でも“OpenDoors1”でその歌声を聞かせています。







・K'ron - "Decline" (Atlantic Recordings / 2019-05-17)



2014年末に発表した“Round of Applause”が累計1500万回以上再生されたDMV発の新進R&Bシンガー/プロデューサーで、タイ・ダラー・サインの“Like A Drug”(2015年末に発表された『Free TC』デラックス版収録)をプロデュースしたことがきっかけでAtalnticとのメジャー契約を手にした、Kロンことクォラン・ウィリアムス(Quoran "K'ron" Williams)。
昨年7月にタイ・ダラー・サインをゲストに迎えた“No BFs”でメジャー・デビューを飾り、同10月にメジャー・デビューEP『Wild Lova Vol. 1』を発表していた彼が、今年2月の“Slo Mo”に続く新曲“Decline”を発表しました。  Amazon  iTunes

トレイ・ソングスやTy$といったレーベルメイトに近い個性を持つ彼、今年はミックステープをリリース予定とのことで、さらなる飛躍が楽しみです。





・Mac Ayres - "Better" (Dixon Court Records / 2019-05-14)



2016年末、バークリー在学中に発表した“Easy”が大きな反響を呼んだ新進R&Bシンガー/プロデューサーのマック・エアーズ(※アイレスとは読まないです)。

ディアンジェロ、J・ディラからスティーヴィー・ワンダー、マイケル・ジャクソン、マーヴィン・ゲイ、テディペンらを影響源に挙げる彼は、ベッドルームで生まれた2010年代型ネオ・ソウルといったデビューEP『Drive Slow』(2017年)を経て、昨年は初のフル・アルバム『Something to Feel』を発表。鍵盤で全曲を書いた『Drive Slow』とは異なり、『Something to Feel』ではライブでも弾き出したというギター中心で作曲したということもあり、トム・ミッシュに通ずるような英国的な洒脱感でさらにファンを拡大しました。

『Something to Feel』リリース後初の新曲となった“Better”は、これまでのメロウな印象とは異なるグルーヴィンな楽曲。サビのファルセットにちょっとアッシャーっぽさも感じられます。  Amazon  iTunes
日本でも注目度の高い彼ですが、今年3月にはジャカルタ、シンガポールや台湾、ソウルを巡るアジア・ツアーを敢行。日本での公演はありませんでした。ぜひ来日して欲しいものですね。





・UMI - "Down to Earth" (UMI / 2019-05-17)



日本人の母親を持つティエラ・うみ・ウィルソン(Tierra Umi Wilson)が、ニュー・シングル「Balance」を発表しました。  Amazon  iTunes

2015年頃から学業と並行してインディペンデントで音楽活動を始めた彼女は、フランク・オーシャンやSZA、ジェネイ・アイコらの影響を受けている新進R&Bシンガー。
初期のSZAにも通ずるようなローファイなサウンドの“Happy Again”を2015年末に発表し、2017年、新曲“Friendzone”と共に商業リリース。この“Friendzone”は同年末、Spotify公式プレイリスト「Fresh Finds Best of 2017」にピックアップされるなど注目を集め、2018年6月に公開されたMVは200万回再生されるなど人気に。
その勢いのままに2018年10月には、H.E.R.などを手がけてきたDマイル(Dernst "D'Mile" Emile II)がプロデュースを務めた“Remember Me”をリリース。これはSpotifyで700万回、YouTubeでは600万回以上再生されるなど自身最大のヒットとなっています。

昨年12月に“Lullaby”、今年1月に“High School”とリリースペースを上げているUMIが今回発表したのが、「Balance」。SZA感の強いメロウな美曲“Down to Earth”と、80sブギー風の“Ordinary”の2曲を収録しており、後者のMVは、冒頭にVHS的な日本語のメッセージが登場するノスタルジックな映像も面白いです。



ちなみに現在は南カリフォルニア大学に在学しているうみ嬢は、タホマ高校在学中には、双子の妹と共に女子400メートルリレーでワシントン州史上最速記録を持つ陸上チームの選手で、ジュニア・オリンピックの出場経験もあるそう。
さらに高校時代には、マーケティングや経済などの分野におけるリーダー・起業家を高校・大学で育成するプログラム「DECA」でワシントン州の支部エリア5でリーダー的立場を務め、国際キャリア・デベロップメント・カンファレンス(ICDC)のマーケティング・コミュニケーションズ部門で2位に入賞。また教育系NGO団体 Eastside Global Youth日本の陸上選手向けの留学プログラムなども)の創設にも加わり、代表を務めるなど、まさに才媛と言える女性です。







・SebastiAn feat. Gallant - "Run for Me" (Ed Banger/Because Music / 2019-05-13)



フランク・オーシャン『Endless』、『blonde』への参加で2016年に世界的に注目を集め、2017年にはシャルロット・ゲンズブールの6年ぶり新作『Reset』の全面プロデュースで評価をさらに上げた仏エレクトロ・プロデューサーのセバスチャン。

彼が今月、2011年のデビュー・アルバム『Total』以来となる新作を今秋リリース予定とアナウンス。リード曲“THIRST”(MVの監督はギャスパー・ノエ)に続き、ガラントをボーカルに迎えた新曲“Run for Me”を発表しました。終盤の展開はガラントの代表曲“Weight In Gold”あたりを彷彿とさせますね。  Amazon  iTunes





・AUGUST 08 - "Simple Pleasure" (Red Bull Records / 2019-05-15)



88rising所属の新進R&Bシンガーであり、ワーレイ楽曲を手がけるなどプロデューサーとしての顔も持つオーガスト・オーエイトが、スミーノ(Smino)をゲストに迎えた“Blood on My Hands”に続く新曲“Simple Pleasure”を発表。

2月に発表された“Blood on My Hands”同様にハウシーなビートに乗ったダンサブルな楽曲で、“Blood on My Hands”をオーガストと共に手がけたゴヴィ(Govi)に加え、Mad Decentからのリリースでも知られるDJワックス・モティーフ(Wax Motif)が今回プロデュースに加わっています。

オーガストは、Red Bull Musicの「Artists to Watch 2019」のひとりにも選出されており、4月には〈Red Bull Music Festival Tokyo〉の一環で開催された88risingとのコラボ・イベント〈Japan Rising〉出演のために来日していましたが、今回の新曲もRed Bull Recordsから発売されていますね。  Amazon  iTunes

なお、“Blood on My Hands”は先日、ダックワースのプロデュースなどでも知られるLAのDJ/プロデューサー、チャンネル・トレス(Channel Tres)によるリミックスも発表されています。







・Jimothy - "Getting Talkative" (Black Butter Limited / 2019-05-15)



ノースロンドンの新進ラッパー、ジモシーが、90s UKガラージ風な新曲“Getting Talkative”を発表。自らプロデュースもこなす彼ですが、こちらはトドラ・T (Toddla T)らとの共同プロデュースとなっています。  Amazon  iTunes

イギリスのラッパーですが、グライムなどとは距離を置き、どちらかと言うとインディ・ポップ的なサウンドの彼は、昨年6月に発表したセルフ・プロデュース曲“I Can Speak Spanish”がSpotifyで100万回以上再生されるなどウケた新鋭です。





・Seeb with Olivia O'Brien & Space Primates - "Fade Out" (Seeb Music AS/Universal Music AS / 2019-05-15)



2016年にマイク・ポズナー“I Took A Pill In Ibiza”を全米チャート最高4位の大ヒットへと導いたトロピカル・ハウス・リミックスを手がけたことでも知られるノルウェー発のダンス系プロデューサー・チーム=シーブが、新曲“Fade Out”を発表。  Amazon  iTunes
このポップかつキャッチーな新曲は、シアラの“Thinkin Bout You”(最新作『Beauty Mark』収録、紹介済)が素晴らしかったことも記憶に新しいロンドンの新鋭デュオ=スペース・プライメイツとの共同プロデュースで生まれたもの。
ボーカルを務めているのは、2016年に全米チャート最高10位のヒットとなったナッシュ“i hate u, i love u”のデュエット相手として知られる19歳、オリヴィア・オブライエンです。





・Julian Perretta ft. Lil Baby - "Pony" (B1 Recordings / 2019-05-17)



もちろん、ジニュワイン(Ginuwine)名曲のカバー。

2010年にジャミロクワイのマット・ジョンソンとロブ・ハリスの全面プロデュースとなった『Stitch Me Up』でデビュー、フランスを始め欧州圏で人気の英ポップ・シンガー、ジュリアン・ペレッタ。彼が、リル・ベイビーをゲストに迎える形でジニュワインの大ヒット“Pony”をカバーしています。  Amazon  iTunes
元々、エド・シーランのフランス公演で一緒に披露していたのがこのカバー。プレスリリースでは「アレンジはエド・シーラン」と説明されていますが、ライブで披露した際のエド・シーランのアレンジを基にしたから、でしょうか。

なお、ジニュワインの96年の衝撃のデビュー曲にしてクラシック「(僕の)わんぱくポニー」は、2012年、映画『マジック・マイク』のダンス・シーンで使用され、一時的に再ヒット。この影響か、同年にはリアーナが『Unapologetic』収録の“Jump”で引用し、また2015年には英ダンス・デュオのタフ・ラヴが本人を招く形でリメイクした“Pony (Jump On It)”を発表し、2016年にはサミーが“Impatient”で引用したりと、近年ふたたび脚光を浴びています。